「いのち」と「かたち」
弁護士 佐々木 満男
■本稿はキリスト新聞"かんらん"欄連載記事、2000年3月4日号の原稿です。
「わたしを信じる者は…その腹から生ける水が川となって流れ出るであろう」(ヨハネ七・三六)と、イエスは言われました。生ける水とは、御霊のことであり、永遠の「いのち」のことです。永遠の「いのち」すなわち神の「いのち」は、時間的に無制限であるばかりでなく、量的にも無制限です。
「わたしがきたのは、羊にいのちを得させ、豊かに得させるためである」(ヨハネ十・十)とありますように、神の「いのち」は豊かにあふれ流れ出る「いのち」です。それはすべてのものを生かし、毎月豊かな実を結ばせる「いのち」です(エゼキエル四七・一二)。
神の「いのち」は、必ずしも「かたち」を否定しませんが、これに制約されたり、閉じ込められると、生かす力を失ってしまいます(エゼキエル四七・一一)。そうすると「いのち」はもっと自由に流れる所を求めて行ってしまいます。「いのち」がふんだんにあふれ流れつづけるために、「いのち」の自由な流れに沿って「かたち」を常に造り変えていかなければならないと思わされています。
私は「インターナショナルVIPクラブ」というビジネスマン伝道の働きにかかわっています。VIPクラブは今や、日本だけでなく世界に向かって急速に発展していますが、その主たる理由は、「かたち」にとらわれないで、すべてのものを生かす「いのち」を大切にしていることではないかと思います。
もしわたしたちが御霊によって生きるのなら、また御霊によって進もうではないか」(ガラテヤ五・二五)
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